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考えられる重い球の正体
- 打点がずれてるから。
- 振り遅れてるから。
- 差し込まれてるから。
- 回転がかかってるから。
- 球が速いから。
- 相手のスイングが速いから。
- ラケットが重いから。
回転、スピード
ボールを打った時に、手に来る衝撃で『重く』感じるのは、 相手の球のスピードが速いか回転が多いか、またはその両方か。 とにかくボールの持つエネルギーが高い時。
速さと回転数
トンでも無く速いボールだったら、いくらスイートエリアで当てようが衝撃は来る筈。 スピードが遅くても、回転の量が尋常でなければ衝撃は大きい。
回転と減速
回転量の多い球はバウンドの際の減速が少なくなるから一見同じ速度に 見えてもバウンド後の速度に違いがある。 そして、このバウンド後の減速が少ない事で打つ側が振り遅れて、 力が入りにくい打点で打つ事になる→余計に力が必要→重く感じられるという事にもなる。
振動説
重い球は速度が速くて回転が強くて、振動が激しい。 当然潰して打つ方が振動は激しいので重い球になる。 人間の感覚はもっと細かいところまで拾える。 ただし、振動が減衰するまえに相手舎届く必要があるので速さは重要。
フラット強打
フラット強打は、スピードが速くなるに従ってアウトの確率が高くなるので弾道が低い。 そして、入っている時はアウトぎりぎり。コートへの入射角が小さいのでバウンドも低い。 このスピードボールに追いついて打ち返すのは確かに大変。 しかし、ポジション変えないで打てる場合は割と簡単に打ち返せられる。
打点
打点が遅れれば重く感じる。 緩急をつけて、速いボールを混ぜて相手の打点を遅らせる。
外国人選手の打ち方
外人の球は基本重い。音も銃声に似てる。 外人は潰す様に打っている。
重い球を打つ
スイングスピードと回転量の両立が必要。
スウィングスピード
スウィングスピードは、ボールとの接触時間に関係している。 速ければ速いほど、接触時間が多くなるので、力(力積のこと)を伝えやすい。 重要なのは、ラケットの加速度。 力と加速度は比例しているので、加速度が大きいほど 加速度を大きくするためには、出来るだけ遅い状態から、 出来るだけ速い状態に、一瞬で変化させること。 リラックス=脱力は、遅い状態を作るために、 スウィングスピードは速い状態を作ることに関係している。
前腕が受ける衝撃
重い球か軽い球かは前腕に受ける衝撃による。 つまり、同じ球でも、受ける人によって印象が変わる。
色々な球
- ボールに持たせたエネルギーが大きいほどボールは重い。
- フラットは直線的な起動を描くので、エネルギーが大きいほどアウトしやすい。
- 強烈なスピンならエネルギーの一部を回転に置き換えることでコートに納めやすくなる。
- また、バウンド後に高く跳ねれば、自然に相手の打点も高くなり力が入りにくい。
- スピンにスライス、スライスにスピンと逆の回転だと相手の回転を利用できて軽く感じる。
インパクト時のラケットの減速
エネルギーを渡してしまう以上ラケットは減速する。 このインパクト時にいかに減速率を抑えて、 力のロスを少なくボールに伝えてやるかが重要。 インパクトの瞬間に加速することを意識してスイングする。
芯
いつもは重く感じない球も、芯を外せば重く感じる。
球種の変化
グリグリのスピンの後にグリグリのスライスを混ぜたりすると、 相手ヘ打点や軌道に混乱が生じて、打点がずれ、球を重く感じることがある。
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