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手首
指だけじゃなく、手首を少しだけぶらぶら回転させる。
薬指
薬指を引くとき少しだけ小指がわに手のひらを傾ける。
緊張で体が固まる
コンクールやコンサートなどの舞台に立つと、極度の緊張で脱力が出来なくなって、 手が冷たくなったり震えたりする。とにかく体をリラックスさせること。 身体的緊張は、お湯に手を浸したり、カイロを使うと良い。 精神的緊張は、良い緊張。舞台で弾くためにはなくてはならない緊張。 開き直るか、逆に徹底的に自分を追い込むか、色々模索するしかない。 また、本番では技術的な問題はあまり考えないこと。
簡単な曲を多く弾く
サティみたいなやさしい曲をたくさん弾く。譜読みの練習にもなる。
リスト的弾き方
指の独立を要求し、各指の特性は否定する。(各指とも均質な音を出す指を目指す) 指で弾く感覚ではなく背中から指へ神経が通っている感覚を要求する。 リストは他人には自分の弾き方を真似しないように言っている。
ショパン的弾き方
指の独立は要求されるが、各指の特性は否定しないし逆に利用する。 指と手首の柔軟さを要求する。とにかく柔らかく弾くことが最大に要求される。
ツェルニー的弾き方
指の独立を要求し、各指の特性は否定する(各指とも均質な音を出す指を目指す)。
適当でよい
脱力なんて適当でいい。そのうち勝手にできる。
脱力と筋肉
鍵盤に指が上がってるんだから,どこかの筋肉使っている。 必要のない筋肉を緊張させないのが脱力。
脱力のイメージ
腕を曲げてるだけでもどこかに筋肉を使っている。 重さをかけるとか脱力というのはイメージを掴むため。
筋肉・神経
実際には瞬間的に必要な筋肉だけを緊張させて、弛緩−緊張−弛緩が どのくらい速くコントロールできるかということ。 それが0.1秒とか0.01秒の単位だから練習しなくては出来ない。 頭で「弛緩−緊張−弛緩」って考えても絶対間に合わない。 必要な筋肉だけ、というところで、指が別々に動くことも重要。
肩の力を抜いたら、両肩の後ろの骨の辺りが同じように痛くなる
- 接骨院に行く。
- 背中を反り過ぎているのでは。
- 痛くなるということは、そこに力が入り過ぎているということ。 肩だけでなく、手でもそう。
椅子が高い場合
- 肩、肘、手首の位置も高い。
- 手の甲が自然に脱力しやすい(速く弾ける)。
- フォルテが出しやすい(体重をかけられる)。
- しかし速く弾くとタッチが浅くなって音が抜けやすい。
- レガート奏法が難しい(意識的に打鍵を長くしないと浮き上がりやすい)。
椅子が低い場合
- 高い場合の逆になる。
- 手首の位置が低いので深い打鍵でレガートしやすい。
- 速く弾こうとして指を上げすぎると手の甲が緊張して指が回らなくなる。 「手首を沈めて鍵盤に重さをかけるけれど、指先以外は脱力」という状況を マスターしないと厳しいかもしれない。
現状
- 世界的な流れは、椅子低い&手首の位置が低い人。
- 椅子が高い巨匠はあまりいない(ピーター・ゼルキンとか高いが、高いなりの 問題点があると思う)。
- 初心者や力の弱い女性は椅子高めが弾きやすいことも多いので、自分の弾きやすい ポジションを見つけるために試行錯誤して自分にあう方法を探し出すこと。
分散オクターブの練習
- 小指押さえっぱなしで親指だけ連打
- 親指押さえっぱなしで小指だけ連打
トントントン、とテンポ120くらいで打鍵する。手の甲を十分に脱力。 押さえっぱなしの指は静かに沈めたまま。「静かに」を意識すると良い。
※注意点
鍵盤から指を上げない。打鍵前には鍵盤に触れていること。
鍵盤を上げたあとも触れていること。
- ※分散して弾くときの注意点
- バタバタ弾かない。静かに指が上下するイメージで。
- 左右移動は鍵盤の上を這うように。指は上げない。手首も振らない。
- バスを少しレガート気味にすると弾きやすいし、音楽的にもよい。
- 親指の打鍵を意識的に軽く、軽く。
腑抜けたような音
脱力しすぎて腑抜けたような音でしか弾けない人も多い。NHKのスーパーピアノレッスンに出てる生徒でもそういう人がいて、講師が「芯のある音色を出せ」と注意している。
頌の状態
手首の状態がどうなっているかによって音の質も変わる。 綺麗な音を出す人は必ず手首が柔らかい。 逆に、汚い音を出す人はいつも手首が硬い。 もちろん使い分けも必要。
肩がこる
背筋が伸びずに変な姿勢で弾いてると凝る。頭の重みが首や肩じゃなくて座っている椅子に乗るような感じをイメージ。背筋を伸ばして椅子に座ったときに、肩をギューっと目一杯3秒くらい上に上げて、その後ダラーンと肩の力を抜いて落とす。このとき背筋は伸ばしたままで肩から腕だけダラーンとで弾き始める。この状態だと腕と肩の力が抜けてるので良い。
オクターブ連打
オクターブ連打で手をいっぱいいっぱいに広げたまま弾き続けると手の大きさにかかわらず手を傷めることが知られている。手を痛めないようにするには離鍵後、少し手を緩めて弾くようにする。
脱力のポイント
指は「落とす」感じ。手首を固定しない。
指・手首・関節
指は真下に降ろす。手首と指の関節は止めるだけ。 脱力を間違えると、軟体動物になり、弾けない。
脱力までの過程
力抜いて、手をブラブラさせたとき、指までちゃんとブラブラしてるかを確認する。、その時、指の第三間接が軸になって、指が振り子の原理でしなってるかを触感的に確認する。その後、指を動かした時の力の抵抗・負担が余計な力が抜けてるかの判断になる。
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