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50番の次は60番へ行くべきか
60番は目指すものによって必要性が変わってくるので、自分で判断する。 ピアノ関係の専門コースではわりと必修にしているところが多いように思える。 もちろん全部やったりはしない。 必要な技巧とその練習法を自分で判断できるようにならないと無意味な曲集。 そこまで練習してきたんだから、もう自分で考えるべし。 お勧めする物としては以下のものがある。
- コルトーのメソッド:専門家を目指すなら必須に近い。
- ブラームスのエチュード:同上。パガバリも。
- リストやショパンのエチュード
30番
30番はツェルニーの教本の中で要なので、 飛ばすのは得策じゃない。 終わっても30番を何巡もやる人もいるくらい。 40番以降は、30番が出来ててこそ意味がある。
ツェルニー30番って指定速度の8〜9割程度を弾けたら、 とりあえず合格。
音大を目指すなら
音大目指すなら、高校入るまでには50番は終わらせておくべきらしい。
100番の罠
100番は最初のあたりは簡単すぎて、一曲が短く、 仕上げた到達感がないので、挫折しないように注意。
フレーズや強弱を意識
指定速度で、フレーズとか強弱とか意識しながら弾けるようになると、 かなり気持ち良く感じられる。
基本のツェルニー
平均律やベートーヴェン・ソナタ弾くレベルなら、 ツェルニーは無くてもいいと思うが、そこに辿り着くまでは ツェルニーが必修。
悲愴第一楽章
悲愴第一楽章が弾けるようになるには30番では早いらしい。
100番の後半
100番の後半にも洒落た小品といった趣の曲がある。
幼少期から取り組むなら
幼少期から取り組むなら、ツェルニーやハノン等のテクニックばかりに傾倒するより、 ベートーヴェン、ショパン、メンデルスゾーンあたりで表現力も養ったほうがいい。
楽曲に触れて磨ける表現力
楽曲に触れて磨ける表現力は、 CDを聞いてるだけでも磨けるものだと思う。極端な話。 しかし、楽器の演奏表現とはそれだけでは完結しなく、 その楽器固有の表現と言うのが必ずあって、 そういうものを理解して初めて楽器の表現力って身につくんじゃないかなと思う。
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