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投資信託の仕組み
投資信託とは、簡単に言うと「投資家から集めた資金を一つにまとめ、 大きな資金として、運用の専門家が株式や債券などに 投資・運用する商品で、その運用成果(マイナスのこともある)が 投資家それぞれの投資額に応じて分配される」 金融商品。 運用によって生じた損益は受益者に帰属するので、元本保証はない。
投資信託のメリット
- 少額からでも手軽に投資できる
- 投資の基本の分散投資ができる
- 専門家が運用
インデックスファンドとアクティブファンド
インデックスファンドとは、特定の指標(日経225やS&P500など)と連動したパフォーマンスを目指す運用方法のこと。
一方、アクティブファンドとは、そういった指数とは関係なく、常にそれ以上のパフォーマンスを目指す運用方法のこと。
長期的には、インデックスファンドのほうが良い成績を出していると言われている。 なぜなら、継続して勝ち続けることは難しいからである。
毎月分配についての考え方
毎月分配について
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├─投資効率が落ちるよ(否定・資産最大化派)
│ ├─毎月税金払うと損するよ(理論武装派)
│ ├─利確なら自分でやれよ(独立独歩派)
│ ├─詐欺だよ許せないよ(義憤純情派)
│ └─販売員に乗せられました(過ち反省派)
│
├─リスク開示してるならいいよ(中立・自己責任推奨派)
│
└─毎月分配も悪くないよ(肯定派)
├─お年寄りには向いてるかもよ(安心購入派)
├─グローバル・ソブリン(グロソブ)は世界一いい!(売れ筋最強派)
├─天井なんて分かんないから毎月利確でいいよ(サービス前向き利用派)
├─毎月分配って嬉しい(幸福追求派)
├─毎月分配が人の心にやさしくフィットする(心の問題すりかえ派)
├─低い基準価額の時に買った俺は勝ち組(論点勘違い派)
└─この方が投資効率がいいよ(根本的勉強不足派)
投資信託は銀行預金ではない
投資信託は銀行でも買えることがあるが、銀行預金ではない。 郵便局の投資信託も例外ではない。
目論見書
投資家が投資信託を購入する際に知っておくべき重要な情報を掲載した冊子のこと。 投資信託委託会社が作成し、販売会社を通じて投資家に交付される。 「投資信託説明書」ともいう。 投資家に必ず交付されなければならない「交付目論見書」と、請求があったときに交付される「請求目論見書」の二つに区分される。
販売会社が破綻した場合
販売会社は投資信託の取引をする際に窓口となり、投資家とお金のやりとりを行うが、 お金は販売会社を経由して、信託銀行が信託財産として管理している。 よって、販売会社が破綻したとしても、信託財産に影響はない。 保有していた投資信託は、別の販売会社に移管され、移管先の販売会社で引き続き取引することが可能。
運用会社が破綻した場合
運用会社は運用指図を行うだけで、信託財産の保管や管理は行っていない。 運用会社が破綻したとしても、信託財産は運用会社とは別の信託銀行に保管されているので、 信託財産に直接的な影響はありません。 運用していた投資信託は、他の運用会社に運用が引き継がれるか、繰上償還されることになる。
信託銀行が破綻した場合
投資信託の信託財産は信託銀行が管理しているが、信託財産は信託銀行自身の財産とは区分して管理(分別管理)することが法律で義務づけられている。 よって、信託銀行が破綻したとしても、信託財産に影響はない。 投資信託は、破綻時の基準価額で解約されるか、もしくは他の信託銀行に信託財産が移管されれば、投資家はそのまま投資信託を保有することができる。
信託財産は守られる
上記のように、投資信託は制度上、各機関が破綻したとしても、投資家の信託財産は保全される仕組みになっている。 ただし、このように保全されていることと、投資信託が運用の結果、損失が発生する可能性のある元本保証のない金融商品であることとは別のこと。
投資信託は本当に儲かる?
投資信託で財を成したぞ!という人を聞いたことが無い。
外貨建てMMFの税金
外貨建てMMFになっている期間の為替差益は非課税。 一方、生の外貨である期間の変動分の差益は課税対象。
成績は長続きしない
過去に成績が良かった投信であっても、2年目も成績が良いとは限らない。
多すぎる分配金
運用によって生じた利益以上の分配金を出した場合、 その超過部分は出資した元本から支払われることになる。 分配金はたくさんも貰えたが、元本が値崩れしたので、トータルで考えたら損した、となる可能性がある。
REIT
REITは値動きが株式と変わらないくらい激しい事ので注意した方が良い。
ETFの分配金
ETFは、配当収入を必ず全額分配しないといけない。 だから、株や債券のETFは必ず分配金が発生する。
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