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ストレートネックとは
またはミリタリーネックという。 正常な人の頚椎は前方に30度くらいに曲がっているが、 ストレートネックとは頚椎が真っ直ぐな状態になってしまっていることをいう。
症状
首こり、肩こり、猫背、手の痺れ、頭痛、吐き気などなど。 酷い場合には自律神経の乱れなどを引き起こす。
ストレートネックが首や背中に負担をかける
頚椎が正常なカーブを描いているなら、頭部は頚椎でしっかり支えられているが、 ストレートネックでは頭部はそのまま頚椎よりも前に出てしまう。 すると、筋肉のみで頭部を支えることになってしまう。つまり、慢性的に肩こりや首こりに悩まされる事になる。
ストレートネックを引き起こす原因
- 猫背…頭部を前に突き出してしまい、支えている頚椎のカーブは失われてしまう。
- 長時間のデスクワーク…うつむき姿勢が長時間続いてしまい、やはり支えている頚椎のカーブを失われてしまう。
- 腹筋、背筋の筋力低下により背骨を筋肉でうまく支えられず、猫背、そり腰になってしまっている。
- 大腰筋の筋力低下による骨盤が過前彎、後彎しすぎている。
- 長年の無理な姿勢を続けることで、頭板状筋(特に)、胸鎖乳突筋、僧帽筋が硬く縮む。
運動療法
骨は縮んだ筋肉の方へ引っ張られる性質がある。硬く縮んだ筋肉は上手く機能しない。 硬く縮んだ筋肉を元に戻すことが、ストレートネックを治す方法となる。
頭板状筋の運動
かた座布団やバスタオルを丸めた上に、仰向けで寝て、頭を床にむけて押し付ける運動。 5秒を1回として、これを連続20回。 これを1日3セット。
胸鎖乳突筋
首の等尺運動(頭の前、後ろ、横、左)これも1回5秒力を入れ続けて、前後左右10回ずつ。これを1日3セット。
僧帽筋
ダンベルを両手に持ち、肩をすくめる運動。(シュラッグのこと)
大腰筋
レッグレイズ ニーtoチェスト もも上げ運動。
腹筋
クランチ。
背筋
グッドモーニング、 バックエクステンション、 タッチトゥズなど。
長期間で頑張る
縮んだ筋肉を元に戻すには、収縮させる運動しかない。 しっかり筋肉を使う運動を、数週間、数か月単位で継続すれば自然と背骨のカーブは治る。
パソコンのしすぎ
男女に関係なく、首が細く、華奢で、なで肩のひとがなりやすい。
整形外科と整体院
整形外科では首をひっぱる治療をしたり筋肉の緊張を取る薬を処方される。 整体院で根本的な首の歪みをとる治療をとる。
単純な話
長い時間をかけて、ストレートネックを形成してきた時間をかけて逆のことをすればいい。
回復は困難?
ストレートネックは元に戻すことを考えるのではなく、 今以上にひどくならないようにすることが重要という意見もある。 運動・温熱、薬物療法などで症状と上手く付き合うことが大切。
日常生活での注意
基本的には適度な運動、ストレッチ、枕などを高くしすぎず適度に保ち、 仕事などで同じ姿勢のままにならない事。 首への負担に注意する事。
猫背予防には腹筋と背筋を鍛える。
ストレートネックの原因になりうる猫背を予防するためには、まず腹筋と背筋を鍛える。 常に正しい姿勢を心がけること。骨盤の矯正も効果がある。自然と背筋がピンとなる。
全身運動
運動することで血行も良くなり、だるさや首の辺りに溜まった痛みの物質も流れて行ってくれて、一石二鳥。 一朝一夕では良くならないので、習慣をつけること。
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