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咬み合わせは悪くないが、一部分を治したい
自分では悪くないと思っていても、 専門医が診たらそうでないことの方がほとんど。 気になることがあれば相談で積極的に専問すること。
下顎を引っ込める
顎の骨が過剰でなければ、矯正だけで引っ込んだ感じになることが多い。 そうでなければ、成人の場合は手術をする人が多い。
口が前に出ている感じがする
抜歯矯正で引っ込んだ感じになる。 手pする人もいる。
上下の前歯が触れない
開咬のケースによっては、手術なしの矯正で治る。
顎が無い
ケースによっては矯正で治る。
一部分だけ治したい
全部を矯正する必要のない場合は、前歯や奥歯だけ、上顎か下顎だけの部分矯正ができる。 しかし自分では部分矯正で充分だと思っていても、そうでない場合がほとんど。
差歯などで見た目だけを改善するという方法もあるが、根本的な治療ではない。
顔が(口が)歪んでいる
骨格の問題がなければ、頬つえ、うつぶせや横向きで寝る、片噛み、唇や爪を噛む、 鉛筆を噛む、舌癖、指しゃぶりなどの生活習慣をやめる、矯正をすることで歪みは改善される。
八重歯
通常、八重歯となっている犬歯の一つ後の歯(第一小臼歯)を抜き、 そのスペースに犬歯を下げる治療が多いよう。 犬歯は重要な歯なので、特黷ネ事情がない限り抜くことはないと思われる。
すきっ歯
一般的なブラケット+ワイヤーによる矯正を行う。 既に隙間があることから非抜歯治療となることが多く、 この場合、抜歯を伴う矯正よりも治療期間は短くなる傾向がある。
顎関節症
まずは口腔外科などの顎関節症専門の科で診てもらい、 必要なら顎関節症に詳しい経験豊富な矯正医を紹介してもらうのが良い。 噛み合わせに問題のある人の矯正では、症状の改善、悪化防止に期待はできるが、 必ずしも良くなるという保証はない。
矯正ができる年齢
歯槽骨、歯茎の状態が良好なら何才でも大丈夫。 30代〜50代で矯正を始める人はたくさんいるが、 歯茎が完全に回復しなかったり、法令線が出やすいかもしれない。 早くやるにこしたことはないので思い立ったら行動するべし。 子供の場合、症状によって治療を始める時期は変わる。
差歯や神経を抜いたなど治療済みでの矯正
根と歯茎の状態が良好なら大丈夫。 ただ差歯や補綴物(詰め物)は、作り直す必要があるかもしれない。
大体の費用と期間
相談0〜1万円+検査代3〜5万前後+装置代+毎回の調整費約0〜6千円、 総額50〜150万くらいのところが多い。 大抵のところで分割払いやローンが可能。 表裏どちらに装置をするか、ブラケットの素材によって値段は変わる。 期間は1〜3年くらい、症状や治療方法によってはもっとかかる人もいる。
矯正による税金の医療費控除
領収書や診断書を添えて申告すれば控除を受けられる。分割払いでも問題なし。 ただし、管轄の税務署によって厳しさが違う。領収書だけで通る場合もある。
矯正の保険
手術を伴う矯正や口蓋裂の場合を除いて保険外診療になる。
良い病院、良くない病院
信頼できる一般の歯科で紹介してもらったところ、地元で評判のいいところ、 日本矯正歯科学会の認定医や指導医のいるところ、 自分の希望する矯正方法を取り入れている矯正歯科などを中心にカウンセリング (必要なら検査も)を 受けて、複数の矯正歯科を比較検討して決めるべし。 市販の本やパンフレットではなく医師が以前担当した自分と同じような症例の写真を見せて、 納得がいくまで詳しく丁寧に説明してくれる、通いやすい距離にある矯正専門医が良い。
認定医や指導医の資格は一般的な判断基準にはなりますが、 中には問題のある認定医や、あえて認定医の資格を取っていない歯科医師もいるらしい。 健康より美容を優先する噛み合わせを無視した考えのところは避ける。 大学病院は土日休みのところが多く、 必ずしも良いとはいえない。
OCAJに対する批判は少なくなく、所属の各医師の腕についてはよく分からない。 自分でもよく勉強して、判断するべし。
一般歯科や他の診療科目をあげているところ
歯医者の世界は複数の専門課程を一緒に学べないシステムだから、 虫歯を治す科「補綴」(一般歯科と看板を出すところ)と「矯正」は別の専攻。 従って、一人の歯医者が虫歯も矯正もどっちも得意というのは一般的にはあまりなく、 どちらかが専門外であると考えたほうが良い。 矯正の看板を出してるところは、矯正一本でやってきてるので経験差は歴然。 昔から虫歯治療をしている歯科医が「私が矯正もやるよ」というのは残念な結果に繋がりそうなので、お勧めしない。 ただし、1つのクリニックにそれぞれ専門の先生が来訪するケースも多いので確認が必要。
各医院が開設しているWebサイト
基本的には患者獲得のための宣伝であることを割り引いてミルコと。 サイトの美しさ・情報の充実度と先生の技術・サービス内容は同じではない。 極端な主張や、実際には使っていない装置でも宣伝のために掲載する場合もないとは言えない。 主張が首尾一貫しているかどうかもよく検討すること。
矯正と抜歯
出来る事なら健康な歯は抜かない方が良いが、抜歯が必要な人は多くいる。 歯の数が少ないと噛む力も小さくなるというデメリットもある。 抜歯の影響で、ほっそりして綺麗になったという人もいるが、 法令線が出て老ける人や鼻の下が長くなったように見える人もいる。
非抜歯の矯正方法には歯の横側面を数ミリ以下ずつ削ってスペースをつくる方法などの他に、 床矯正、MEAW、CADテクニックなどもありますが、全ての人が治るわけではない。 非抜歯にこだわった無理な矯正をすると、歯根が安定しにくく、後戻りしたり口元がモッコリする場合がある。
専門医の間でも、非抜歯でやるべきだという意見、抜歯は必要だという意見などに分かれている。 噛み合わせを正しく、美しい口元に近付けるためには、どんな矯正方法が自分には必要なのか、 担当医とよく話し合って決めること。非抜歯専門のDrの意見だけではなく、 違った考え方のDrにも診てもらって判断するのが良い。 どちらの方法でもいい場合は、自分の価値観で選択するといい。
抜歯する場合、どの歯を何本抜くかは人それぞれだが、親知らず、4、5番あたりを 4本〜8本抜くことが多い。 抜く場所によって効果が違うらしい。
親知らず
親知らずによって歯並びが乱れてきたり顎関節症になることは多くあるが、 それほど心配無い場合、未萌出の場合、切開手術するほどのメリットがない場合、 7番大臼歯の代替や移植等に利用できる場合があるので、 抜かなければいけない理由がないのなら残しておいても良い。
裏側矯正
表側に比べて値段が1.5〜2倍くらい高い、舌のやりばに困る、歯を磨きづらいので歯垢が付き易く虫歯になりやすい、 慣れても喋りにくいなどがある。
床矯正
床矯正とは、可撒式の取り外し可能な装置を用いて顎の拡大を行いながら歯列矯正するというものであるが、 この装置はワイヤーとは違って、三次元的な移動は行えないため、 限局的な症例(軽度な症例)にしか用いることができないらしい。 また成人の場合は、顎の骨はほとんど拡大せずに歯並びのみが広がってしまい、 口元がモッコリ、後戻りしやすくなる場合もあるらしい。 装置的には、真新しいものでもなんでもなく、 一世代、二世代前の装置であるとの矯正専門医の意見もある。
床矯正を行う場合においても、最終的な微調整に関しては結局のところブラケット、 ワイヤーを装着する必要がある場合も多い。
デーモンシステム
Dr.Damonが開発した矯正装置。従来のワイヤー結紮に比べて痛みが少なく、 矯正期間が短縮されるといわれている一方、細かいコントロールがしにくいのではという指摘もある。 まだ歴史が浅い装置であり、治療経験者の声が待たれる。
コルチコトミー
歯茎を切り開き、歯槽骨に切れ目を入れる外科手術によって歯の動きを速める手法。
インプラント矯正
歯列矯正における「インプラント」とは、顎の骨にネジ等を打ち込み、 それを固定源(アンカー)として歯を動かす手法。矯正終了後は除去する。 インプラントを打つ際の腫れは、親知らず抜歯程度だといわれている。
アンカーインプラントの形状や打ち込む場所は、種類によって様々。 なお、歯を失くした人が行う義歯のインプラントとは別物。
矯正中の歯磨き
(矯正)歯科で歯磨き指導を受ける。矯正中は通常より虫歯菌や歯周病菌などが増殖しやすいので、 フッ素入り歯磨き粉などを使っての丁寧な歯磨きを行い、病院のクリーニングでケアしてもらう。 保定装置はパーシャルデントなどの洗浄剤で綺麗にしておく。
電動歯ブラシは、装置と歯の間や空きっ歯になっているところの汚れが取れないので、 普通の歯ブラシと併用するほうが良い。ウォーターピックは、 歯垢が落ちない&歯周ポケットを傷つける恐れがあるらしいので、 矯正装置の凹凸部分のヨゴレ落とし専用にする方が良さそう。
装着、調整後の痛み
装置が当たる、奥歯のワイヤーが刺さるなどは、先生に調整してもらう。 それでも装置があたって痛かったり口内炎になってしまったら、歯科でワックスをもらう。 ハンズでも「ORTHO MATE ASO」という商品名のものが 300円台くらいで売っているらしい。 過って少しくらい飲み込んでしまっても大丈夫らしい。
ワイヤーを締めた後の痛みは個人差もあるが、何日も続くようなものではない。
ブラケットやゴムの着色
フッ素ジェル、タバコのヤニ、お茶やワインなどのステインが着色の原因。 カレ−やミートソースなどの色の濃い物でも着色しやすい。
ケチャップは着色しないという報告もある。
肩こりや歯の食いしばりなどの不定愁訴
以前は大丈夫だったのに、矯正中に症状が出るようになったのなら、 噛み合わせを変える過程での一時的なものだと考えられる。 矯正終了時には正しい噛み合わせになることに伴い、不定愁訴もなくなっているはず。 しかし、調整の加減とも考えられるので、医師に確認すること。 また、不定愁訴の原因は噛み合わせの問題だけではない可能性もある。
矯正に失敗
医師に過失があるようなら、 『歯科医療110番』 を参照。 余裕があれば第三者の矯正医の意見を求めてみる。
担当医とのディスカッションが充分でなかったり、理解していなかった為に、 患者と担当医、双方の描く仕上がりイメージが違っていたということも考えられる。 万が一うまくいかなかった場合どうするか等を確認していたり、 誓約書など書面で約束があればその内容に従うことになる。
矯正終了後、年月が経ってから不定愁訴・顎関節症を起こす人も少なくない。 それを防ぐためにリテーナーは装着期間が過ぎても時々装着するほうが良い。 悪い生活習慣は、噛み合わせを悪くする原因になる。 せっかく綺麗になった噛み合わせを維持できるように心掛ける。
医師の指示に従わなかったり、矯正を勝手にやめて前より悪くなったり、 顎関節症になったという話はよく聞くが、自業自得。再度、矯正する人もいる。
また、矯正には歯槽骨が吸収され歯茎がやせるなどのリスクがある。 酷い場合は口腔外科で相談するのが良い。
空港のボディーチェック
反応しないから安心してよい。
歯列矯正の専門家に頼む
矯正は「矯正専門歯科」が良い。
ヘッドギアの代わりにインプラント矯正
最近はヘッドギアをしなくても、インプラント矯正がある。
非抜歯にこだわらない
様々な状況・条件があるので、非抜歯にこだわらないほうがいい。
歯科医師選びは慎重に
歯科医師もピンからキリまでいるので注意。
男の歯列矯正
男が歯列矯正しても恥じることはない。
大人の矯正と喫煙
大人の矯正は、成長期の子供に比べて、歯が動くの遅いらしい。 また、喫煙していると、血流悪くなり、歯が動きにくいということもあるらしい。
口元がもっこりしている場合
一般的には口元がもっこりしている場合は、小臼歯抜歯が選択される場合が多い。 しかし、もっこりしていない人が抜歯すると、 返って口元が凹みすぎて老けた顔になる人がいる。
虫歯
矯正をする前にまず、虫歯を治す必要がある。
再矯正
再矯正をするということは、ある程度矯正の知識があるはず。 何ヶ所か行ってみて、自分と相性の良い先生を選べばいい。
知覚過敏
矯正中は知覚過敏みたいになることがあるらしい。 心配なら歯科医師に聞いてみると良い。
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