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損益比較法
自分の行動に対するメリットとデメリットを比較する。 これによって自分がとる行動がプラスになるのかどうかを客観的に考えることができる。
【お酒のメリット】
- 嫌なことを忘れられる。
- 楽しい気分になれる。
- 時間を潰せる。
- 人付き合いが円滑になる。
お酒のメリットは40点。
【デメリット】
- いつまでもお金がかかる。
- 飲んだ次の日の体調が悪い。
- アルコール依存症になると、家族や人生が崩壊する。
- 禁酒できない自分への自己嫌悪がある。
- 脂肪肝になる。
- 肝硬変になる。
- 肝臓癌になる。
お酒のデメリットは70点。
こうして、メリットとデメリットの点数を比較する。 これは禁酒だけでなく、禁煙やダイエットにも使える。 わけも分からず惰性で飲んでしまうような場合に役に立つ。
アルコール性肝障害
進行したアルコール性肝障害では、断酒できないと数年で死亡することが多い。
ダイエット
酒を飲みながら、肴もそれなりに摂っていた人は酒を止めるだけで、 特に運動をせずとも3カ月ほどで5Kgや10kgの減量を簡単にできる。
脂肪の分解が進む
酒をやめると、肝臓が脂肪を分解するようになる。 アルコールの分解に追われてると脂肪の分解が疎かになる。 酒をやめると食欲が増進することもなくなり、食べる量も減る。
HALTの法則
- H:Hungry (お腹が空いた時)
- A:Angry (怒りが溜まった時)
- L:Lonely (寂しい時)
- T:Tired (疲れた時)
このHALTが起こる時に注意。酒への誘惑が強くなる時である。
飲酒六悪
- 昼酒は、眠気と倦怠感が引き起こす。
- 寝酒は、翌朝に頭痛を引き起こし、胃と喉が重くなる。
- 百回飲めば百回後悔する。しかも、それを覚えられない。
- 肝臓病・糖尿病・腎臓病になる。
- だらしなく太る。酒と肴で800kalはする。
- 酒代が日に1000円、月3万円はかかる。
アルコール性脂肪肝
アルコールを飲みすぎると、肝細胞に過剰に脂肪を含む脂肪肝になる。 こうなると、肝細胞同士が圧迫し合い、細胞間の血管が圧迫され血流が悪くなる。 その結果、肝細胞に十分な酸素や栄養素が届かなくなり機能低下が起こり、疲れやすくなったり、 食欲不振になったり、肝臓病の症状が表れる。
アルコール性肝障害
大量のアルコールを長期間飲み続けていると、肝細胞が傷付けられ、 アルコール性脂肪肝になり、やがて、肝硬変や慢性肝炎になる。
肝硬変
肝細胞が死滅したり減少したりして、繊維化が進んだ結果、肝臓が硬く変化する。 当然、肝機能は減衰する。 このように繊維化した肝臓は元には戻らない。
慢性肝炎
何らかの原因で肝臓に炎症が起こり、発熱や倦怠感や黄疸などの症状が起こることを肝炎という。 そして、その肝炎が6ヶ月以上続くことを慢性肝炎という。 慢性肝炎になると、肝硬変のチェックが重要。
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